北村匠海、中川大志、葵わかな、中村ゆりか、清原翔らスターダスト所属の役者、映画監督らがサウンドドラマ



「リレー空想映画」は、映画監督の三木孝浩、中島良と役者らが、SNS上で、リレー形式でつないで作った脚本を、読んだ人たちに空想して楽しんでもらおうという企画。新型コロナウイルスの影響で新作映画の公開や撮影が延期・中止されるなか、ステイホーム期間を楽しんでもらいたい、何よりも参加した監督や役者が楽しみたいと考えたもので、5月10日にスタート。そして今回サウンドドラマ化される2本の脚本が完成した。

 第1弾の『嘘とマーガレット』は、高校生のリクとシュウヘイを軸にした物語。リクの机の上に置かれていた一輪のマーガレットと手紙をきっかけに物語が展開する。リクを北村、シュウヘイを中川が担当する。

 北村は「自分たちの関わった脚本だし、とっても愛着がある物語です。ふんわりマーガレットのように優しく包んでくれるものになっていると思います」

 中川は「頭を抱えながらストーリーを繋いでいった経験は、表現者として沢山の学びもあり、めちゃくちゃ楽しかったです! この時代を過ごした記憶と共に、この作品が残っていったら嬉しい」

 第2弾の『もう一度逢えたら必ず』は、彼氏にフラれたくるみと会社の先輩・つき、何かを抱えた2人が特急列車である場所に向かう。そこで彼女たちの気持ちが癒されていき……。くるみを葵、つきは中村が担当。そこに清原も登場。また、FLOWER FLOWERのyuiも参加している。

「リレーがあっという 間に終わってしまい、まだ書きたいなと思うほど本当に楽しみながら行うことができました」と、中村。
 
 一方、清原は「今まで文章を書くということが苦手で逃げていたので、この企画を頂いてどうしようかすごく迷いましたが、意外にも好評価を頂けました(笑)。」

 葵も「全てリモートで行った新しい形のエンターテイメントが、どんな形で皆さんに受け取 っていただけるのか、とても楽しみ」とコメントを寄せている。

 劇伴音楽は、シンガーソングライターのK、多くのアーティストに楽曲提供をするクリエイターのJUNEが担当している。 

 収益の一部は公益社団法人日本医師会に寄付される。