築地跡地の売却をストップ。利益を生み出す都有地として確保【小池都政を振り返る】

6月18日、東京都知事選が告示された

東京都知事選7月5日に投開票


 小池百合子東京都知事の任期満了に伴う東京都知事選が7月5日に投開票される。

 小池氏が6月12日に出馬を表明したあたりから、都知事選も本番ムードが漂ってきた。

 今回の選挙では小池氏は政党の推薦や支持を求めない方針を表明。当初、小池氏を支援する方針だった自民党は独自候補を立てないため、小池氏の対抗馬といえるのは今回で3度目の都知事選立候補となる宇都宮健児氏となると思われたが、6月15日になってれいわ新選組の山本太郎党首が立候補を表明。一気に注目度が高まった。

 立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党は当初は統一候補の擁立を目指したが、実現には至らず。結局、国民民主を除く3党が宇都宮氏を支援することとなった。国民民主は宇都宮氏については「革新色が強すぎる」ことから自主投票に踏み切った格好。

 野党が統一候補が擁立できず、小池氏有利の選挙戦になると思われたが、山本氏の出馬表明については単純に宇都宮氏と票を食い合うことにはならないという見方もあり、予断の許さない都知事選の様相を呈してきた。
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