赤井沙希がKO-D6人タッグ王座に涙の初戴冠。7・3新宿で里村明衣子との七番勝負最終戦も決定【DDT】
赤井にT-Hawkが容赦ないチョップを叩き込む
リンダマンにボディーアタックを放つ赤井
試合後、里村との七番勝負最終戦が決定
常識的には、1人だけ女子が入っていることで不利は否めなかったが、赤井は得意のキックなどで果敢に攻め立てた。ダムハーツの厳しい反撃にもあったが、耐え忍び、15分過ぎ、リンダマンにフライング・ボディーアタック、フェースバスター、顔面蹴りとたたみかける。樋口が強烈なラリアットをリンダマンに叩き込むと、赤井がケツァル・コアトルでダメージを与え、最後は樋口が強烈な轟天で試合を決めた。
試合後、今林久弥アシスタントプロデューサーがリングに上がり、初防衛戦は7月23日の東京・後楽園ホール大会で行うこと(挑戦者は未定)と、同3日の新宿大会で“女子プロ界の横綱”里村を相手に、赤井の七番勝負最終戦が組まれることをアナウンスした。
坂口は「正直、今のチャンピオン、個の力では無理だと思ってた。ただウチら3人が力を合わせれば、いけると思って。今日改めて思った。ここにいる2人は頼もしい。今日いちばん輝いていたのは赤井。本当によく頑張った。6人タッグ巻く価値のある選手になったと思う。この調子なら、七番勝負も誰だろうがいけるよ。食ってやれ」と赤井の奮闘を称えた。