ライト級王座挑戦の篠原が2階級制覇へ意欲【6・28 Krush.113】

勝利に自信を見せた篠原

篠原「Krushのベルトを取ってK-1のベルトに挑戦することが意義がある」


 そして「ゴンナパー選手は変わらずめっちゃ強い。その印象は変わっていない」と警戒しつつも「(前回は)25秒で終わったが、あの展開は3Rのなかで絶対に出てくるし、打ち合う場面は出てくると思う。ハンドスピードや回転力は僕のほうがあると思うので、そこを突く練習をしてきた。ゴンナパー選手も対策を立ててくると思うので、前の作戦がそのままはまるとは思っていない。僕も2回目の対策をしっかりしてきたので、楽しみにしていてほしい」と大阪のKO劇の再現を約束した。

 一方、ゴンナパーは「今、体調はとてもよくて、計量が終わってとてもいい気分。明日戦うことをうれしく思う。相手はしっかり計画を練ってきたのではないかと思うが、相手がどんな計画を立てても、自分が勝つために練習してきたものがあるので、相手は明日、自分を倒すことはできない」とこちらもリベンジへの強い決意を見せた。篠原については「しっかりとした対策はあるが明日ぜひ会場で見てもらえれば」と話すにとどめたが、「相手のスピードが勝つのか自分の重さが勝つのか、ということ」とも話した。

 篠原は勝てばKrush王座の2階級制覇となる。篠原が「今まで2人の選手しかしていないので、2階級制覇はしたい。Krushのライト級のベルトを取ってK-1のベルトに挑戦することが意義があると思うので、しっかりとこのベルトを取りたい」と言えばゴンナパーも「今回、必ず防衛して次はK-1のベルトにつなげたい」とともに防衛後のK-1王座への挑戦も視野に入れた。