全日本プロレスの秋山準が7月1日付でDDTにレンタル移籍【DDT】
試合が決着してもにらみ合う2人
竹下には「おまえはDDTの何なんだ? それがまだ分かってない」
試合後、竹下は「僕は今日あまり言うことはない。秋山コーチとの対戦はリング上がすべてと思っているので。一つ言うならば、久しぶりに緊張感のあるプロレスをしたな、と思いました。(岡谷は)若干ボクの10代の頃とかぶりますね。岡谷は、あまり言葉とかには出さないんですけど、先週(20日)、秋山さんにマイクを振られたとき“近い将来、DDTを僕が引っ張ります”みたいなことを言っていた。勢いで言ったのかもしれないけど、日頃から半分くらい本気で思っていないと、そういうときってパッと出ないんですよ。あれを聞いたときに、ここ数年になかった若手というか、いい意味でビッグマウスというか、本気でそう思ってるんだろうな、って感じました。岡谷には今日、対戦して違う何かがあるような気がしました」と振り返った。
秋山は「(竹下は)でかくなったな小僧、って感じです。一発一発の当たりも強いし。ただ、おまえはDDTの何なんだ? それがまだ分かってない。それを理解してない。分かったときにはすごい選手になる。ここから飯伏(幸太)クンみたいにメジャーになった選手もいる。竹下、おまえはDDTにいて、メジャーと肩を並べるくらいになれ。それくらいの力はある。今のままじゃダメだ。自分で考えろ。俺も全日本からここにいて“何しに来たんだ?”と。それをしっかり考えて俺もやる。それをしっかり考えてやるから。一時より身体も動いてるし、動くようにもってきた」とコメント。
秋山はこの日、旧バージョンのテーマ曲で入場したが「シャドー・エクスプロージョンって、いちばん気合入ってたときなんです。今のスターネスは、落ち着いてきて変えたけど、シャドー・エクスプロージョンって、カッカカッカ出て行ってたときの曲なんで」と話した。
秋山が他団体の選手ではなくなりDDTに籍を置くことで、両ユニットの戦いはより一層激しさを増すことになりそうだ。