伊藤沙莉「見られちゃまずい顔、出ないように……」ビッケ役で初めての公開アフレコ



 公開アフレコ収録の感想を聞かれると、「やりづらかったです……あはは!」と身をよじらせ、「(取材に)来ていただいて本当に申し訳ないんですけど、緊張しました。見られているというのは。普段の撮影やお芝居と違って、声で表現するお仕事なので、顔がオフっていうか見られちゃまずい顔をしている。それが出ないように頑張りました」

 スウェーデンの作家ルーネル・ヨンソンによる児童文学「小さなバイキング」シリーズが原作。世界で愛される作品をCGアニメーションで表現する。映画は完全オリジナルストーリーで、何でも黄金に変えてしまう魔法の剣の秘密を解き明かす物語。ビッケは母のイルバを救うために、海賊である父ハルバルとその仲間たちと一緒に大冒険を繰り広げる。

 伊藤はビッケの声を担当。「男の子を声のお仕事でやらせていただきたいなと思っていたのですごくうれしかったです。海賊というのも夢がありました。ただ、私の母の世代の方がドンピシャでビッケを見ていた世代。母に(仕事が決まったことを)言う時に一番緊張しました」。