赤井沙希がDDT史上初の女子メインで里村明衣子に無念の敗戦「私もっと強くなります!」【DDT】

得意の空中殺法を繰り出す赤井
最後は里村のスコーピオ・ライジング

「この経験が私の明日の強さに変わる気がします。変えてみせます」


 七番勝負は3勝4敗と負け越してしまった赤井だったが試合後のマイクで「負けてもまた立ち上がったり、悔しいときほど、歯を食いしばるってプロレスの基本だと思うんですけど、この七番勝負を経験して、プロレスの基本を感じさせていただきました。いつもは強い、頼もしい仲間がいるんですけど、里村さんは一人で来たし、今まで七番勝負、来てくれた選手、一人で来て一人で帰って行ったんで、自分も今日は仲間の力を借りず、頑張って一人で帰ろうと思っています。皆さん、七番勝負、最後まで見届けてくださってありがとうございました。私もっと強くなります!」と言ってリングを後にした。

 バックステージでは「最終戦の里村選手、3カ月すごい充電してきたんだなってことをリング上で感じました。七番勝負の最後を里村選手が引き受けてくださって、よかったと本当に思っています。こんなすごい経験させていただいて、七番勝負、どの選手も勉強になって、怖かったし、緊張したんですけど、この経験が私の明日の強さに変わる気がします。というか変えなくちゃ意味なかったんで。変えてみせます」とコメント。続けて、赤井は「マイクする前と後で、里村選手の大きさが変わるんですよ。それを体感して、里村選手の背中をみんな見てると思うんです。全部その見つめている背中を背負ってらっしゃるんで。自分もそこを見つめてていいのかなって。大尊敬して、かなわないとは分かってるんですけど、かなわない相手として背中を見てるだけじゃプロレス界入った意味がないので。私もその背中の一つになってやります」と前を向いた。
「DDTで逢いましょう2020」(7月3日、東京・新宿FACE)
◆オープニングマッチ 4WAYタッグマッチ 30分一本勝負
男色ディーノ&●平田一喜(0分4秒、横入り式エビ固め)大鷲透○&納谷幸男
※もう2チームは勝俣瞬馬&飯野雄貴、松永智充&中村圭吾

◆再試合 30分一本勝負
○平田一喜&男色ディーノ&大鷲透&松永智充(5分18秒、体固め)勝俣瞬馬&飯野雄貴&納谷幸男&中村圭吾●
※エゴイスト・ドライバー

◆第二試合 30分一本勝負
坂口征夫&○樋口和貞(8分53秒、カナディアン・バックブリーカー)渡瀬瑞基&岡谷英樹●

◆第三試合 30分一本勝負
HARASHIMA&●アントーニオ本多(8分15秒、首固め)佐々木大輔○&高尾蒼馬

◆第四試合 歌舞伎町名物スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス(8分17秒、片エビ固め)魔苦・怒鳴門●
※プレイング・マンティスボム

◆第五試合 秋山軍(仮)vsALL OUT! 30分一本勝負
秋山準&○大石真翔(14分21秒、フジヤマニーロック)竹下幸之介&彰人●

◆セミファイナル DAMNATIONvsDISASTER BOX! 30分一本勝負
遠藤哲哉&●マッド・ポーリー(12分30秒、片エビ固め)上野勇希○&吉村直巳
※BME

◆メインイベント 赤井沙希“おきばりやす”七番勝負最終戦 30分一本勝負
○里村明衣子(13分3秒、片エビ固め)赤井沙希●
※スコーピオ・ライジング。赤井沙希“おきばりやす”七番勝負は3勝4敗で終了。
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