RIZINが8月に2大会を開催。榊原CEO「無観客でもやる」

「やせ我慢をしていられる状況ではない」と語った榊原CEO(RIZIN FFオフィシャルYouTubeチャンネルより)

クラウドファンディングを実施


 榊原氏は「1万人を収容できる会場に半分の5000人しか入れられない。RIZINの収入の柱はチケット売上。だからといって選手のファイトマネーを半分にしたりとか、演出もしょぼくはしたくない」としたうえで「みんなで次の時代を創造するために、今回みんなの支援をお願いしたい」とクラウドファンディングを実施することを発表した。

 ぴあアリーナMMについては6月14日にRISEが「RISE WORLD SERIES 2020 1st Round in Yokohama」を開催予定だったが、新型コロナ禍で大会を中止。今回のRIZINが格闘技におけるこけら落としとなる。

 また榊原氏は「これから感染が広がって行政から無観客とか5000人入れられないという指導が来るかもしれない。できる限りの感染予防対策はするがそれでも認められない場合は腹をくくって無観客でやる。そういうリスクも含めてこの2日間チャレンジしたい」と大会開催への決意を語った。

 大会については9日に第1弾のカードを発表する。現在、外国人選手にビザが発行されないため日本人だけのカード編成になる。

 榊原氏は「RIZINという舞台を通じて、日本人だからこその生きざま、自分たちの人生そのものをさらけ出してくれる、120%130%の最高のファイトを見せてくれると信じている」と選手たちにメッセージを送った。
<<< 1 2