【KEY WORDで見るニュース 2020.6.5〜7.9】ボーナス68万円、逆転勝訴、73歳定年制、大戸屋
73歳定年制
自民党が平成15年の小泉純一郎政権下で導入した衆院比例候補の選定基準。「公認時に73歳未満」とし、当時いずれも80代で比例単独候補としていた中曽根康弘、宮沢喜一両元首相にも厳格に適用された。この制度に対し衛藤征士郎氏(79)、平沢勝栄広氏(74)らベテラン議員が撤廃を要請。若手は党内の世代交代を促す必要があるとして堅持するよう求めていた。当初議題に上がると思われていた6月30日の総務会で特に動きはなく、衆院選が近づけば議論が再燃する可能性がある。
大戸屋
外食大手のコロワイドとの経営権争いが起きていた定食チェーンの大戸屋ホールディングス(HD)は6月25日、定時株主総会を開き、コロワイドが提案した取締役選任議案を否決し、会社側の取締役選任議案を承認した。現体制の窪田健一社長が引き続き経営再建にあたることとなった。大戸屋HDの“株主提案は大戸屋の「店内調理」から生まれる企業価値やブランド価値を毀損する”という主張を個人株主が評価した。