4つのKO決着中3試合の敗者が担架送り。蓮實光は大沢文也に失神KO勝ち【Krush.114】
椿原の左ハイでフィニッシュ(撮影・堀田真央人)
勝利の雄叫びを上げる椿原(撮影・堀田真央人)
椿原龍矢がフェザー級初戦でKO勝ち
第6試合ではこの試合からフェザー級に階級を上げた椿原龍矢(月心会チーム侍)が桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に3R2分2秒、KO勝ちした。
椿原はテクニシャンぶりを発揮し、距離を制して桝本の強打を封じては右フック、右ストレートを的確に当て、桝本を削っていく。3Rになってやっと距離を詰めてパンチを放つ桝本だったが、椿原は桝本のプレッシャーをさばくと最後は右フックからの強烈な左ハイキックをズバリと決めて失神KO勝ちした。
桝本は現K-1フェザー級王者・江川優生にも勝利を収めている実力者。一時、スーパー・バンタム級に階級を落とし戦ったものの4連敗を喫し、フェザー級に戻してから2連勝と復調の気配を見せていた。“フェザー級の番人”ともいえる桝本からの勝利に椿原は「57.5kgに上げて一発目。王者不在の階級なのでベルトを狙っていきたい」とアピールした。