『コロナ短編映画祭』も誕生!海外映画人のさまざまな挑戦に注目
後半は、今年の開催をオンラインで展開しているニューヨーク『トライベッカ映画祭』フェスティバルディレクター、カーラ・クスマーノ氏のインタビューを配信。
多大な被害が日本にも伝えられているが「ニューヨークも、だんだん落ち着いてきている状態」とクスマーノ氏。「我々も3月の時点で映画祭を延期するか判断を迫られたが、映画化関係者のために何ができるかを考え、世界中の映画コミュニティーをつなげる『We Are One』プロジェクトを立ち上げました」。同企画には、カンヌ国際映画祭やロカルノ国際映画祭、東京国際映画祭も参加。世界の有名映画祭とつながることで、より大きな注目を集めた。クスマーノ氏は「ウイルスによって、映画の製作方法や映画館での鑑賞という形は、必然的に変化せざるを得ないと思いますが、同時にクリエーターにとっては新たな絶好の機会にもなりうる」と話し「我々の映画祭も延期であって中止ではありません」と、今後の展開へ前向きな姿勢を見せていた。
次回トークシリーズ5回目は、映画祭代表の別所哲也がホストをつとめ、
映画祭アンバサダーのLiLiCo、フィルムメイカー、俳優とマルチに活動する斎藤工をゲストに迎え、8月6日20時より映画祭公式YouTubeチャンネルにて配信。