難敵・篠原悠人と再起戦の卜部功也「もう1回ベルトを目指したい」【9・22 K-1大阪】

スーパーファイトで対戦する和島大海(左)とラーシーシン・ウィラサクレック

スーパー・ウェルター級の和島が“ウィラサクレック第3の男”と対戦


 またスーパー・ウェルター級のスーパーファイトでは和島大海(月心会チーム侍)がラーシーシン・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)と対戦する。

 和島は3月に行われた「K’FESTA」の「第3代K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で準優勝。それ以来の試合でK-1大阪大会には初参戦となる。

 ラーシーシンはK-1初参戦。WPMF世界ウェルター級王座の獲得したこともある強豪。ゲーオ、ゴンナパーに次ぐウィラサクレック・フェアテックスジム第3の男といえる存在だ。

 和島は「地元の大阪で試合が決まってうれしい。K-1で初めて大阪で試合をするので何が何でも勝ちにいく。トーナメントが終わってからずっと試合がしたかったので試合が決まってうれしい。外国人選手と試合がしたいと思っていたので、こんな状況の中、外国人選手と試合ができてうれしい」。そして試合については「タイ人選手は蹴りが強いと思うが、僕も蹴りが得意なので、タイ人選手がびっくりするような蹴りを出そうと思う」と語った。

 トーナメントでは木村“フィリップ”ミノルに敗れ、準決勝という結果に終わったのだが「1日に3試合するということはあまりないことなので、すごく経験になった。K-1の雰囲気にのまれるということがなくなってきたので、いつでもいいパフォーマンスができるようになると思う」とトーナメントを経て大きく成長したことをうかがわせた。

 対するラーシーシンは「K-1に参戦できてうれしい。会長に感謝したい。K-1に出られることに興奮している」とし、ジムで兄のように慕うゴンナパー・ウィラサクレックの名を上げ「お兄さんに続いてやってきたい」などとK-1での成り上がりを誓った。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)
〈この日発表されたカード〉
◆K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/team ALL-WIN)安保瑠輝也vs山崎秀晃(挑戦者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/FLYSKY GYM)林健太vsゴンナパー・ウィラサクレック(挑戦者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

◆スーパーファイト/-63.5kg契約/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)卜部功也vs篠原悠人(日本/DURGA)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
(日本/月心会チーム侍)和島大海vsラーシーシン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

◆スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)MIO vs高梨knuckle美穂(日本/Y’ZD GYM)
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