林健太が因縁のゴンナパーとついに王座戦【9・22 K-1大阪】

「ベルトは死んでも渡さない」と話す林健太

林「ベルトを獲って人生変わった。死んでも渡すわけにはいかない」


 林は「ゴンナパー選手と戦いたいと言っていたのはライト級だったらゴンナパー選手が一番結果を出して強い選手だから。今回はタイトルマッチになったので、ゴンナパー選手というのは関係なく。ベルトを獲って人生が変わったので、死んでもこのベルトを渡すわけにはいかないので全力で頑張る」「舞台も対戦相手もすべて条件はばっちり。あとは意地でもベルトを守るだけ」

 などとそれぞれ話した。

 前回の対戦から約3年が経つが、ゴンナパーは「あの時はK-1での経験があまりなかった。あの時と比べて、自分は経験を積んでいる」、林は「あのころはそんなに技術がなかった。気持ちでやっていた部分が多かった。あの頃に比べたくさん吸収してきたものがある。自分が落ち着いてしっかり戦えれば絶対に勝てると思う」などとともに自らの成長っぷりを語った。

 また林はトーナメント優勝以降、快進撃が続いていたのだが、3月の「K’FESTA.3」で朝久泰央に敗れ連勝がストップ。久しぶりの敗戦後のオフとなったのだが「負けてオフに入ったというのもあるが、コロナで自粛になって家族と一緒にいる時間が増えた。いつもはそんなに家族と一緒にいる時間がなかった。練習もできなくて、ずっと家で家族といて充電もできた。家族もタイトルマッチに向けて“頑張ってくれよ”という感じ。家族みんなタイトルマッチに気持ちは向いています」と前向きに語った。
「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」(9月22日、大阪・エディオンアリーナ大阪)
〈この日発表されたカード〉
◆K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/team ALL-WIN)安保瑠輝也vs山崎秀晃(挑戦者/日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/日本/FLYSKY GYM)林健太vsゴンナパー・ウィラサクレック(挑戦者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

◆スーパーファイト/-63.5kg契約/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)卜部功也vs篠原悠人(日本/DURGA)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
(日本/月心会チーム侍)和島大海vsラーシーシン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)

◆スーパーファイト/K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)MIO vs高梨knuckle美穂(日本/Y’ZD GYM)
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