映画『破壊の日』初日舞台挨拶で窪塚洋介が新型コロナによる自粛ムードに「“病は気から”。暗くなるのはやめましょう」
舞台挨拶に登場した豊田監督、出演者の面々
主演の渋川清彦
渋川「映画の中ではいろいろなことが自由。映画を楽しんでもらえたら」
この日は主演を務めた渋川清彦を筆頭にマヒトゥ・ザ・ピーポー、イッセー尾形、窪塚、松田龍平、長澤樹、大西信満、飯田団紅、豊田監督が登壇。
豊田監督は冒頭「疫病退散がこの映画のテーマのひとつだった。それがまさかコロナという事態の中で作ることになるとは思っていなかった。撮影は6月22日にスタートして、30日にアップして一昨日に完成した。昔の映画の全盛期のような早さでできました。本当に7月24日に見に来ていただいて感謝している」と観客に感謝の言葉。
主演を務める渋川も「今は不自由な世の中で、本人は変なことと思わないで発言しているのに叩かれたりする。でも映画の中ではいろいろなことが自由なので、映画を楽しんでもらえたら幸いです」、映画初出演となるGEZANのボーカル、マヒトゥも「今は不要不急なもの以外はやっちゃいけないというムードがあると思うが、さっき監督も映画館に映画を見に気に来てくれてありがとうとおっしゃったんですが、映画監督は映画を作るということが当たり前のこと。今日この場所に来るということも勇気が必要だったかもしれないが、ここに来るということは切実だっただろうと思うし、そういう時間に自分も関われて幸せだった」と豊田監督同様、足を運んだ観客に感謝の言葉を述べた。