2019年のMVP江川優生が“なにわのSAMURAI”椿原龍矢と対戦【9・22 K-1大阪】

対戦が決まった不可思(左)と平山迅

「K’FESTA.3」で安保に敗れた不可思が平山迅と再起戦


 3月の「K’FESTA.3」で安保瑠輝也の持つスーパー・ライト級王座に挑戦したものの判定で敗れた不可思(クロスポイント吉祥寺)が再起戦で平山迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する。

 平山はKrushでは牧平圭太、塚越仁志といった王者クラス、K-1でも木村“フィリップ”ミノル、山崎秀晃といった強豪との戦いが多く、戦績こそ芳しくはないが勝っても負けてもKO決着のK-1ジャパングループの中でも指折りのハードヒッター。

 会見で平山は「実は去年のK-1大阪大会の山崎選手との試合の前に“戦いたい相手がいる”と言ったが、それが不可思選手。今、2連敗していて結果が出ていないが、このタイミングでこのオファーが来るというのは絶対に意味があると思っている。しっかり熱い試合をしたいと思っている。自分の可能性を信じて“平山は何かやってくれるんじゃないか”と応援してくれている人たちにもそういう姿を見せたい。やります」と意気込んだ。

 不可思は思「3月に試合をしてからずっと試合をしたかったので、大阪大会に呼んでもらえてすごく感謝している。またベルトに向かってしっかりやっていきたい。今度の試合はまたベルトに向かっていけるようにぶっ倒したいというのはあるが、この状況のなかで試合を見てくれた人が“K-1や格闘技って最高だな”って思えるような試合を見せたい」「ずっと試合がいつになるか分からないような状況で試合が決まってくれた。格闘家として試合ができるほっとしたというか、やっと試合が決まってくれたかという心境だった」などと新型コロナウイルスの影響で試合ができなかった時期を乗り越え試合ができることへの感謝の気持ちを言葉にした。