浜崎朱加が前澤に一本勝ち、浅倉カンナは古瀬をTKO【RIZIN.22】

浜崎のミドルキックが炸裂(撮影・堀田真央人)
浜崎のアームロックががっちり(撮影・堀田真央人)

アームロックで前澤を圧倒


 対戦相手の前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)は昨年7月にRIZIN初参戦を果たしたもののソヒにTKO負け。しかし10月には保持するDEEP JEWELSアトム級王座の防衛戦で富松恵美を破り復活を果たした。

 2人は7月23日に行われた「DEEP JEWELS 29」でグラップリングタッグマッチで対戦。富松と組んだ浜崎が古瀬美月と前澤から一本を奪い勝利を収めたのだが、試合後、前澤がRIZINでの浜崎戦をアピールし、今回の対戦が実現した。

 試合は1Rからスタンドの打撃の攻防が続く。浜崎はパンチの連打で前澤をダウンさせるが、すぐに立って食い下がる前澤。

 残り1分となり、浜崎はパンチからタックルでテイクダウンに成功。サイドポジションを取って前澤の左腕を極めに行く。ここをなんとか脱出した前澤はタックルに行ってラウンドをしのぎ切る。

 2Rは開始早々に浜崎がパンチからタックルででテイクダウンに成功。ラウンド終了までまだ4分以上。浜崎は足を抜いてマウントを狙うが前澤が跳ね上げたことで浜崎は前澤の頭を足に挟むポジションとなり、左腕をとらえるとチキンウイングアームロック。ぐいと絞り上げると前澤はたまらずタップした。