「Road to 朝倉未来」に失敗した朴光哲「けじめをつけないと」も進退は保留
青井のパンチが朴を襲う(撮影・堀田真央人)
老かいなテクニック見せるも無念の判定負け
朴は国内外のさまざまな団体で活躍してきたベテランファイター。修斗では環太平洋ライト級、ONE FCでは世界ライト級の王座を獲得した。
RIZINにはKRAZY BEEのチームメイトである矢地祐介の参謀的な立場で関わってきたが、今年2月の浜松大会で突如、朝倉未来に対戦要求。4月に予定されていた横浜大会で引退をかけて朝倉と対戦予定だったが、新型コロナの影響で大会自体が中止となってしまい、今回は仕切り直しの一戦で修斗のホープ・青井人と対戦することとなった。
試合は互いに距離を取って、相手の出方をうかがう展開に。朴は半身に構え、左のジャブから右のパンチを狙う。青井は朴の左手が邪魔で思うように距離が詰められないなか、朴のジャブにパンチを合わせ、時折フックをヒット。朴は距離をキープし青井のパンチは顔を流してクリーンヒットさせないなど老かいなテクニックを見せるが手数は青井が上。ともに決定打を放つことはできず試合は判定となったが、青井が3-0で判定勝ちした。