若き日の武尊らが研鑽を積んだ大会が復活。未来のK-1王者たちが熱闘展開【Krush-EX】

目黒(右)と勇治のパンチが交錯(撮影・蔦野裕)

目黒翔太がバチバチの殴り合いで判定勝利


 セミファイナルでは「格闘代理戦争」にピーター・アーツ率いる「ピーターズ」で出場した目黒翔太(優弥道場)と勇治(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦した。

 勇治はK-1ジャパングループでは2試合を行い2敗ではあるが、プロ戦績は9戦 5勝(2KO) 4敗で「格闘技」「音楽」「映像」の融合をテーマとした格闘技イベント「TRIBELATE」でライト級とスーパー・ライト級王座を獲得というキャリアを持つ。

 試合は1Rからともに一歩も引かない展開となったが、2Rに目黒が打ち合いから先制のダウンを奪う。後がない勇治は3Rはほぼノンストップの打ち合いに臨むと目黒も応じ客席は大きく沸いた。

 2Rのダウンがものをいい判定ではジャッジ2人が29-28で目黒を支持したが、1人は28-28のイーブン。勇治が意地を見せた試合となった。