才賀紀左衛門がK-1に電撃参戦「海老蔵さんよりかっこいいお父さんに」

K-1への熱い思いを語った才賀紀左衛門(撮影・上岸卓史)

中村プロデューサーは「年内には試合を組みたい」


 また「自分の中で思っていたことなんですが、自分が引退する、格闘技をやめるときは必ずK-1でやりたいとは思っていた。今年31歳ですが格闘家の年齢(選手寿命)はどんどん上がっている。年齢は数字としか思ってないのでまだまだ試合はやっていけるんですが、最終的にK-1でベルトを獲って格闘技人生を終えようかと思っています」とも語った。

 才賀は2019年にタレントのあびる優と離婚し、現在シングルファーザーとして一女を育てているのだが「娘がK-1を理解しているか分からないけれど、1度、1年前に総合の練習を見に来た時があって、総合だから抱きつかれたりするわけじゃないですか。インターバルの時に“パパはなんでひっついているの?”と言われました(笑)。娘も僕が男と引っ付いているより殴っているほうがうれしいんじゃないかと思う。総合だと娘に怒られる可能性があるので、殴り合いならいけると思うので楽しみです」と娘の言葉もK-1参戦のひとつの要因になったよう。そして「だいぶ理解もできているので娘にカッコいい姿を見せたいっていうのはあります。シングルファーザーとしても格闘家としてもできることを見せたいですし。(市川)海老蔵さんよりかっこいいお父さんになれるように頑張ります」と語った。

 中村拓己K-1プロデューサーは才賀について「K-1への熱い思いを聞かせてもらって、その中でK-1で勝負するという覚悟を聞かせてもらった。試合はやってみないと分からない。簡単な道ではないと思うが、ベルトやK-1への熱い思いを感じて、契約という形となった。今のK-1ファイターと戦ってどういった化学反応が起きるかではないが、そういったところを楽しみにしています」と話し、試合については「年内には試合を組みたい」とした。
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