瑞希が「東京プリンセスカップ」史上初の2連覇を達成【東京女子プロレス】
瑞希の得意技ダイビング・フットスタンプが中島に炸裂
決勝の中島戦はキューティースペシャルで逆転勝ち
瑞希vs中島となった決勝は、激しいエルボーの応酬で開戦。中島はマフラーホールド、キャメルクラッチなどで攻め立てた。前半は劣勢に回ることが多かった瑞希だが、トップロープからのプランチャで反撃。その後も、中島がエプロンでのネックブリーカー、羽根折り固めなどを繰り出して、優勢な時間が続いた。
しかし15分過ぎ、中島のノーザンライト・スープレックスホールドをカウント2で返した瑞希は、ダイビング・フットスタンプの連発から、キューティースペシャルを決めて3カウントを奪取した。
瑞希は「優勝しました。こんな状況のなかで、応援を精いっぱいしてくれてありがとうございました」とファンにあいさつ。セコンドに付いていたタッグパートナーの坂崎がリングに上がると、「優勝することしか考えてなかった。その先にユカさんがいることを忘れてた。心強いセコンドだった。でも、ユカさんに挑戦することになったけど、ずっと挑戦したいと思ってた」とマイク。
坂崎は「いい試合になるよ。負けないけど。このタイミングで瑞希が2連覇っていうのも奇跡みたいなもんで、奇跡みたいなタイトルマッチにふさわしい会場がある。東京ドームシティホール(11月7日)、東京女子で一番大きいTDCHで、私とタイトルマッチをやってください」と決戦場を指定し、タイトル戦が決定した。
最後に、瑞希は「優勝して、まだがんばらなきゃいけないと思いました。ユカさんが強いことを一番分かってるから頑張ります。これからもずっと東京女子を支えてください」とアピールしてリングを降りた。