コロナ禍を乗り越えての映画祭開催に海外監督も感謝「SSFF & ASIA2020」グランプリ決定



 最後にSSFF & ASIA代表の別所哲也は「このコロナ禍において、こうして集まれたことは奇跡のように感じています。本当は満席で拍手が鳴りやまない劇場が戻ってくることを祈っていますが、このニューノーマルの時代に、どんな新たな表現のかたちがあるのか文化従事者として探っていきたい。来年の東京オリンピック、パラリンピック開催の前に、この映画祭が開催できることを夢見て、一歩ずつ前進していきたい」と、例年通り6月の開催に向け意欲を見せた。
【SSFF & ASIA 2020の主な受賞結果】
ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)/インターナショナル部門 優秀賞:『11月1日』(監督:チャーリー・マントン)

アジアインターナショナル部門 優秀賞:『授業の後で』(監督:チャールズ・シウジー・ドン)

ジャパン部門 優秀賞:『緑の雪』(監督:古川原壮志)

Cinematic Tokyo 部門 優秀賞:『グッピー』(監督:チャールズ・リチャードソン)

CGアニメーション部門 優秀賞:『宇宙の恋』(監督:ジョナサン・ランガガー)

第5回ひかりTVアワード『多日想果(タピオカ)』(監督:大門嵩、ジョン・コックス)

バイオジェン・アワード:『最後の試験』(監督:カイ・シャンチャン)

U-25プロジェクト 優秀賞『RETURN』山口十夢

ノンフィクション部門 優秀賞『カマリ』(監督:サーシャ・レインボー)
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