「みんなに幸せになる権利がある」堀潤が子供たちに伝えたかったこと。SDGSをテーマにリモート課外授業!



 本日のテーマ、SDGsとは何かをかみ砕いて説明した堀氏は「貧困や紛争など、SDGsでも掲げられている課題を抱えた地域を取材し、映画を作りました」と、堀氏が自ら監督を務めたドキュメンタリー映画『わたしは分断を許さない』の映像や、取材時の写真をモニターに映し出しながら、パレスチナ自治区やカンボジア、スーダン、シリア、香港、北朝鮮で暮らす子供たちの姿を伝えた。

 堀氏は実際に取材で見てきた、紛争や貧困のなかで生きる子供たちのことを話しながら「SDGsと言うと途方もない話をしているように思えるかもしれないけど、本当はシンプルなことです。みんながそれぞれに幸せになりたいと思っているけど、環境によって、それがかなわない人もいる。ではどうしたらいいか、みんなで考えるところから始めましょう。自分は何ができるのか、考えてみてください」と、生徒たちに促した。

 シンキングタイムに入った子供たちは、SDGsの項目のうち、どんな項目に注目したか、堀氏の話を通して知った、過酷な状況で生きる子供たちについて何を感じたかなど、それぞれ思ったことを話し合い。

 その後、各クラスの生徒たちが“自分にできること”を発表。「親や下級生に、自分たちとは違う、自由でない暮らしをしている人がいることを伝えて、理解してもらおうと思います」という生徒に、堀氏は「忙しい大人たちはこういうことを知る機会も少ないかもしれないからみんなが伝えてくれれば」と期待。