新型コロナ・インフル同時流行に「キャンピングカー」導入 水戸市の病院で
医療法人清真会 丹野病院(茨城県水戸市)の丹野英院長
「院内で迅速にできるPCR検査キットが見つかって、それを利用すれば検査してから1時間程度で結果が出ることが分かりました。1時間でPCR検査の結果が出れば、地域や院内の皆さんの安全はもちろん、外来で待つ患者さんの不安な気持ちも解消できますよね」と丹野院長。同病院では新型コロナの影響で外来患者数が減少したといい、医療従事者や介護従事者が積極的にPCR検査できる環境を整えることで、患者と従事者双方に安心や安全をもたらす意味も大きいという。丹野院長は「地域を支えている医療機関は、新型コロナ対策を必死で行っています。ですから、地域の皆さんにも安心して医療機関を受診してほしいですね」と呼びかけた。
なお、今回の車両はジャパンキャンピングカーレンタルセンターが貸与したもの。感染拡大防止対策や診療体制確保に使用するキャンピングカーのレンタル費用は、厚生労働省の緊急包括支援交付金の対象として認められており、同社では交付金の申請サポートも行っている。
>>次ページは医療用キャンピングカーによる検体採取のデモンストレーション
なお、今回の車両はジャパンキャンピングカーレンタルセンターが貸与したもの。感染拡大防止対策や診療体制確保に使用するキャンピングカーのレンタル費用は、厚生労働省の緊急包括支援交付金の対象として認められており、同社では交付金の申請サポートも行っている。
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医療用キャンピングカーと丹野院長