新宿・歌舞伎町に誕生した「SOD LAND」は停滞する飲食業界の起爆剤となるか!?

 その新型コロナ対策については専門家に意見を聞きながら、アプリの導入、天井から紫外線の照射、女の子と客の間、客と客の間にアクリル板を設置するのはもちろんなのだが、客同士を仕切るアクリル板については「テーブルから15センチはみ出させればマスクを取っても大丈夫」という専門家の意見を取り入れ、9日に行われたプレス内覧会の前日に施工し直すという徹底ぶり。

 また同社ならではの遊び心として1時間に1回、店員とお客さんのみんなで「清掃タイム」としてアクリル板をカウンター内と客席側から一緒にふき合うといったことをイベント的に全館で行い、そこで同時に換気もするという。

 この飲食店事業については以前に台湾でイベント的に1週間限定で行い、多くを集客したことから、新型コロナの状況次第となるが、今後は海外、国内でも5大都市での展開も視野に入れるという。

 また当初の目的のAV女優の第二の人生のサポートという観点から野本ダイトリは「将来的に独立したいということがあれば、支援もしていきたい。ここでお客をつけて、自分の店を持つ。引退後にそういう道に進む人もいる。そういうところも支援していきたい」と話した。