神村エリカ・プロデューサーが目の前の選手に猛ゲキ【RISE】

紅絹(右)はふがいない試合内容に深々と頭を下げる。これには神村プロデューサーも思わず笑み

紅絹は大企業の不祥事並みの謝罪コメント


 これを受け選手たちは神妙な表情。特にRISE QUEENアトム級王者の紅絹(NEXT LEVEL渋谷)は「昨日は大変期待をしていただいた大きな大会で、結果を出せなくて大変申し訳ありませんでした」とやおら立ち上がると、不祥事を起こした大企業のトップのごとく深々と頭を下げた。そして「こういった試合になったのは自分の責任でしかない。Ayaka選手の気の強さに自分もどこかでびびってしまって勝ちに行ってしまった。昨日、5回食らい試合を見たが、見るたびに腹が立ってしようがない。今も自分にいらいらしている。そこまで下げてしまった評価を上げるには11月1日に、振り切って開き直ってやるしかない。もう応援してくれなくていい。見ていただければ。つまらない試合をしたら全力でバッシングしてください。すべてを受け入れる覚悟。それを覆さないとやっている意味がない。それが一番自分自身にぶちきれている。形で出すしかない。11月1日にすべて出し切りにいきます」と準決勝へ向けての熱い決意を語った。

 また百花(魁塾)も「昨日の試合は反省点ばかり。面白い試合ができなかったので、次は倒しにいく技を磨いて、もっともっと前に出て魅せられる試合をしたい」と唇をきゅっと結ぶ。

 会見を欠席した寺山も「対戦してくださったerika選手、とても強かったです。次の試合が3週間後にあるので、気持ちを切り替えて、まずはケガを治して万全の状態で挑めるように調整します。今回の試合の反省点を生かしつつ、誰に何を言われようとぶれずに自分らしい戦い方でsasori選手との再戦を制して、決勝戦に行って優勝します。目を心配していただいていますが、授業を受けられるくらい目は大丈夫です」とコメントを寄せた。