前日のノンタイトル戦変更も佐々木大蔵がきっちり判定勝ち【Krush.118】
鈴木(左)の左のパンチに松本の顔がゆがむ(撮影・蔦野裕)
前王者・鈴木勇人が松本篤人にKO勝ち
セミファイナルでは同級の前王者である鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)が対戦。3R1分50秒、KOで鈴木が勝利を収めた。
鈴木は今年2月に佐々木に敗れ王座から陥落したが、7月にFUMIYAをKOで下し復活の狼煙をあげた。対する松本はK-1ジャパングループでは6戦5勝1分の戦績を誇る強豪。現職の国家公務員という仕事柄、今回が約1年ぶりの試合となる。
1R開始早々から鈴木は得意の左ミドル、左ハイを連発し、そこからパンチにつなげていくと、松本は右ミドルからパンチの連打。鈴木も連打から左フックと当てていくが松本はパンチを食らいながらも右ストレートを打ち返す。
2Rも鈴木は左ミドルを連打するが、松本はパンチで反撃。松本は距離を詰めてパンチを放っていくと、鈴木は蹴りを出せず、こちらもパンチで反撃。しかし松本は右のボディーブローにヒザをボディーに打ち込んでいく。これで動きが落ちた鈴木だったが、左のストレートを連打。しかし松本は倒れない。