KANAが壽美に非情通告「憧れは憧れのまま終わる」【K-1福岡】
ミット打ちではショートレンジのパンチを多用した
UFCファイターの村田夏南子をスパーリングパートナーに盤石の態勢
KANAは常に「K-1女子を引っ張る存在」という強い自負を持って試合に臨んでいるのだが、今回も「女子の選手がたくさん出てきて、そしてまた自分に憧れてK-1を始めてくれる女子がどんどん増えてきてほしい。他団体の女子の盛り上がりに負けないくらい盛り上げていかないといけない。他の選手をどんどん引っ張ってK-1女子を盛り上げていきたい。自分が終わればK-1女子も終わると思っている。自分が存在感を見せつけていかないといけない。自分しか引っ張っていけないと思っている。その覚悟を持っていつもリングに上がっています」と話した。
これまでKANAは試合前に外国人選手をスパーリングパートナーに呼んでいた。昨今は新型コロナウイルスによる渡航制限などにより、それは不可能な状況となっているのだが「今回はたまたま、UFCでデビューする村田夏南子選手がコロナの影響で日本で練習していて、5月くらいから毎週週2回ここに来てもらってスパーリングをやっていた。試合が決まる前からだったが、たまたまサウスポーでラッキーというか。そのまま最近も直前までスパーリングをやっている。スピードもすごく速くて、反応も日本人ではだいぶ速いほう。階級も同じなので緊張感のある練習が毎回できた」と約7カ月ぶりではあるが盤石の態勢で壽美戦に臨めそうだ。