小栗旬と星野源の“罪な声”を専門家が分析! 小栗は「愛」が、星野は「右脳」がない!?



 さらにこの日は、先日行われた完成報告会で録音した3人の声を使った“声診断”の分析結果を発表。声診断とは、それぞれの声の周波数を音階に分類して分析するもので、それによりその人がどんな思いを秘めているのかといった内面や思考も紐解くという。

 小栗の声は「バランスが取れている波形。鋭い洞察力で俯瞰で物事を見ることができる。監督やプロデューサーなど作品をクリエイトする仕事にも向いている」と言う診断結果。星野は「何気ない日常から感性を拾い上げることができる豊かさを持ち、冷静さと情熱を兼ね備える万能タイプ」とのこと。そして土井監督は「愛の人。持ち前の愛のエネルギーで人に気づきを与える作品を生み出す力があります」との結果に、2人も「すごく分かります」。

 最後に、声診断を分析した中島由美子先生が登壇し、先生のアドバイスのもと、人に訴えかける力を持つ“フルボイス”を意識して、小栗と星野が映画のアピールをすることに。

「一般の方よりフルボイスに近いが愛の部分が少ない。愛がないわけではなく、ストイックゆえに自分に厳しいので、自分に優しく、自分自身を抱きしめるような優しさを持って」とアドバイスをもらった小栗は「愛」を随所に差し込みながら映画をアピール。「想像力、右脳の部分がやや少ない。と言っても右脳がないわけじゃないですよ」と先生に言われ「非常に安心しました」という星野は「目の前のことに全力投球するタイプなので未来の自分をイメージして」とのアドバイスに「見えます、全国の劇場が満員になる姿が見えます」と未来をイメージ?しつつ作品をアピール。結果、見事にフルボイス状態になり、観客の大きな拍手に包まれた。

『罪の声』は10月30日より全国公開。