大倉忠義「耳の中を見られるのって恥ずかしい」


 前回の舞台挨拶に登場した共演者・成田凌が大倉を「大好き」と言っていたと聞くと、大蔵も「僕も好きなんですけど好き好き言われると恥ずかしくて」と照れ笑い。2人の耳かきシーンも好きだと言い「でも耳の中を見られるって恥ずかしい」とさらに照れつつ「成田くんから、ジャニーズにあこがれて髪型をまねしていたという話を熱く語ってもらって、そういえば僕もデビュー当時その髪型してたなと思い出しました」と振り返った。

 この日は行定監督が大倉へ書いた手紙をサプライズで公開。「衣装合わせの時は太っているわ、荒れているわ、でも荒れている?と聞いたら君は満面の笑みを浮かべてはい、と。足の指を骨折して、コンディションが万全じゃなかったためだろう。そんな君にすごく人間味を感じた」と、大倉の魅力を語りながら熱いエールをつづった手紙に、大倉も「ありがたいお言葉です。走って成田くんに追いつくシーンで、いたた、となって走れなかったり、あのころはいろいろ大変で、思い出すと泣きそうになるので…眠そうな記者の人を見て耐えていました」と照れ隠し。
「(当時)あまりにも運が悪かったのでおはらいに行った」という大倉は、人生初だという鏡開きも体験。「この映画が皆さんの心に残れば」と観客にアピールした。

『窮鼠はチーズの夢を見る』は公開中。