亀梨和也、警官演じる主演舞台『迷子の時間』開幕! 稽古中に事件も鮮やかに解決

演出の前川を含め、稽古場ではあだ名で呼び合っていたそう。なじみすぎて、他の現場で顔を合わせたときはどうするかという話も……
 取材会は、チームワークの良さがにじみ出るようなやりとりで進行。

 あこがれていた前川との舞台、「出てみたいと思っていた」という劇場での公演を喜んだ貫地谷は「本当に素敵な人たちばかりで、稽古場もすごい楽しいというか。毎日ここいる人たちのことを好きになっていった。……もしかしたら、これから嫌いになるかもしれないですけど」と冗談が飛び出すほど。貫地谷は、失踪した園児の母で、亀梨演じる警官の姉を演じる。

 忍成は、園児と一緒にいなくなった幼稚園の送迎バスの運転手の兄で、「バーベキューが好きな農協のおじさん」という役どころだそうで「いろんな人をバーベキューに巻き込んでいきたい」と意気込む。忍成もまた稽古場の雰囲気の良さに触れ、「一人ひとりの個性が出てくるような稽古場で、それがチームワークにつながっているのではないかと思う。(仲の良さが)本番で役にたつというか底力になるのではないかと思っている」と、話した。

 生越も「みなさんがとても素敵で温かい人たちで、簡単な言葉で伝えきれないくらい素敵。七人がつながっているというのを稽古で創り上げられたんじゃないかなと感じています」

 毎日1時間、言葉遊びやジェスチャー、イス取りゲームなどをしてから稽古に入ったり、パンフレット撮影を兼ねてバーベキューの稽古もしたという。当日は一人一品持ち寄るスタイルだったというが、前日に「いっせーの!で言って」確認したところ、まさかの肉なし状態が判明。亀梨は「お肉がないぞ、これは事件だ!と。ちょっとだけ早起きして持っていきました」。