兄弟対決実現か?リベンジ達成か?身長差対決は?王座決定トーナメント出場4選手が静かに火花【REBELS.67】

準決勝第1試合で対戦する小笠原裕典(左)とKING強介

兄弟対決阻止へ燃えるKING強介


 KING強介が「明日は兄弟対決をさせないためにここに来たので、宣言通りになるように1RからKO目指して頑張ります」と言えば、裕典は「前回の2月の試合が終わってからずっとKING強介選手を意識してトレーニングして準備をしてきたので、明日は問題なく勝ちます」と応じた。

 強介は2月の試合と今回の試合の間に「Road to ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日)に参戦している。強介は「オープンフィンガーグローブという新しい体験をさせてもらえて、相手もムエタイの世界チャンピオンということでムエタイの技術もたくさん体験でき、すごくいい経験となった。結果としては判定負けしたが、今回の試合につながる貴重な体験をさせてもらった。新たな技も頭の中で考えついて、一生懸命練習してきた。明日はKOで勝てると思う」とプラスにつなげているよう。

 2人の身長差は公称で約15センチの差があるのだが、これについては強介は「並んでみて身長差は感じたが、そんなに体の大きさは感じなかったので、明日リングに上がればそれほど感じないのかなという部分はある。身長差=リーチだと思うが、そこに関しては練習も研究も積んできた。裕典選手が攻撃してくれば近づいてくると思うし、その瞬間が勝負所かなと思っている」、裕典は「2月の試合が終わってからずっとKING強介選手を意識して準備してきた。今並んでも、“思ったより身長差があるか”とかは感じなかったし、想定の範囲内。KING強介選手が狙っていることは分かっている。その対策もしてきた。それが当たらなかったら、こうするだろうという、またその一歩も二歩も先のことも考えて準備してきたので、KING強介選手の攻撃は当たらないと思う。逆に僕が倒すパターンはいくつか用意しているので、それが当てられたらと思う」とともに意に介してはいないようだが、果たして試合にはどういう影響を及ぼすのか。
「REBELS.67」(11月8日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第9試合 47kg契約 3分3回戦(延長1R)BLACKルール
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs MARI(ナックルズGYM)

◆セミファイナル 第8試合 59kg契約 3分3回戦(延長1R)REDルール
安本晴翔(橋本道場)vsBEN”侍”Y’ZD(Y’ZD GYM)

◆第7試合 64kg契約 3分3回戦(延長1R)REDルール
良太郎(池袋BLUE DOG GYM)vs北川“ハチマキ”和裕(PHOENIX)

◆第6試合 REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3回戦(延長1R)REDルール
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)vs宮元啓介(橋本道場)

◆第5試合 REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3回戦(延長1R)REDルール
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)vs KING強介(team fightbull)

◆第4試合 65kg契約 3分3回戦(延長1R)BLACKルール
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs 康弘(ゴリラジム)

◆第3試合 65kg契約 3分3回戦(延長1R)BLACKルール
与座優貴(橋本道場)vs久保政哉(フリー)

◆第2試合 61kg契約 3分3回戦(延長1R)BLACKルール
中澤良介(TRY HARD GYM)vs麻火佑太郎(PHOENIX)

◆第1試合 70.5kg契約 3分3回戦(延長1R)REDルール
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)vs小原俊之(キング・ムエ)
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