美人グラドルレスラー上福ゆきがシングル王座初戴冠【東京女子プロレス】

準決勝では優勝候補筆頭の中島翔子にフェイマサー2連発で勝利

「私がいる場所がイケてるって思われるようにしたい」


 上福は「(中島は)一生練習してるっていうイメージ。一番似合う服は練習着。損得勘定なしに、私みたいなワケの分からないグラドルみたいな子にも、教えてくれて。先生みたいなイメージだったんで、“先生に勝った! 強い人に勝った!”というのももちろんだけど、先生の弱みを突いて。ワンチャンスっていうのは、このためにあるのかなって。私がいる場所がイケてるって思われるようにしたい。プロレス始めて3年くらい経ったんだけど、いろんな女子の団体もたくさんあるんだって知ったりして。でも、私は自分がいる場所が一番イケてる場所だって思うし、自分がいる場所がイケてなくても、私がいればイケてるの。このベルトは強いとか、すごいとかもそうかもしれないけど。イケてて明るくてハッピーで。ムキムキマッチョの人はこれじゃないのにすればいい。私はポップでイケてて楽しくてキラキラしてる子の象徴みたいな感じにしたい。このベルトを持って、“東京女子って、こんなにプリティなジャパニーズたちがやってるんだよ”というのを広めたいと思ってます」と独特の世界観を披露した。

 敗れた乃蒼は「正直上がってくるのは中島さんなのかなって思っていたところがあった。中島さんに勝った瞬間を見て、ビビっちゃったかな。今日の上福さんは一つも二つも違ったなって思った。自分がデビューして3年目。2年目のときは、まさか上福さんとベルト争うとか思ってなかった。中堅の子たちは、もうここまで強くなったんだぞっていうのは見せられたのかなと思うけど。ここ一番で勝てない自分は情けないと思います」と話した。
東京女子プロレス「WRESTLE PRINCESS」(11月7日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)
◆オープニングマッチ 20分一本勝負
○鈴芽&汐凛セナ(12分9秒、エビ固め)宮本もか●&駿河メイ
※リングアベル

◆第二試合 20分一本勝負
小橋マリカ&●猫はるな(9分1秒、片エビ固め)原宿ぽむ&桐生真弥○
※スパインバスター

◆第三試合 第5代インターナショナル・プリンセス王座決定トーナメント準決勝 時間無制限一本勝負
○乃蒼ヒカリ(9分44秒、ブリザード・スープレックス・ホールド)舞海魅星●

◆第四試合 第5代インターナショナル・プリンセス王座決定トーナメント準決勝 時間無制限一本勝負
●中島翔子(9分22秒、片エビ固め)上福ゆき○
※フェイマサー

◆第五試合 15分一本勝負
○まなせゆうな(9分17秒、片エビ固め)らく●
※ショートレンジ・ラリアット

◆第六試合 WPスイッチ式ランダムルールマッチ~ラストウーマンスタンディングマッチ 時間無制限一本勝負
○赤井沙希(13分49秒、KO勝ち)ハイパーミサヲ●
※ケツァル・コアトル→ノックアウト10カウント。蹴り技反則ルールで決着つかず、ぐるぐるバットで5回転してからじゃないとフォール無効ルールで決着つかず、エニウェアフォールチョコシュー1袋食べきらないとフォール無効ルールで決着つかず、助っ人選手参戦マッチで決着つかず、ラストウーマンスタンディングマッチにて決着。

◆第七試合 20分一本勝負
○山下実優&アジャ・コング(17分11秒、片エビ固め)伊藤麻希●&Sareee
※クラッシュ・ラビットヒート

◆第八試合 第5代インターナショナル・プリンセス王座決定トーナメント決勝戦 時間無制限一本勝負
●乃蒼ヒカリ(7分56秒、片エビ固め)上福ゆき○
※ダイビング・フェイマサー。上福が第5代王者となる。

◆セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
〈王者組〉辰巳リカ&●渡辺未詩(17分1秒、体固め)天満のどか&愛野ユキ○〈挑戦者組〉
※UBV。白昼夢が5度目の防衛に失敗、爆れつシスターズが第7代王者組となる。

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
〈王者〉○坂崎ユカ(25分37秒 片エビ固め)瑞希●〈挑戦者=第7回東京プリンセスカップ優勝者〉
※魔法少女にわとり野郎。第7代王者が4度目の防衛に成功。
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