松本穂香、初共演のイケメン俳優に「話す前はイケイケな方だと思っていたけど…」



 そんな2人を支えるのは、豪華な先輩俳優たち。壁にぶつかるとあきらめがちだった澪にちなみ、若い世代へのアドバイスを求められると、夏木マリは「私は10代20代のころはふてくされて仕事していました。そのうち時間が無くなりますから、若いころはとにかく夢に向かって行動して」、竹中直人は「10代のころなんて遠い昔すぎて覚えてないけど…夢を叶えるんだという気持ちを持ち続けると大丈夫な気がするね」と、声色を子供から老人に変化させながら回答。土屋アンナは「突っ走っちゃうタイプで自分ではあまり後悔することがない。世の中の意見ってあるけど、それを聞いてばかりではなく、自分のために一歩踏み出すことが大事だと思う」。ベテラン声優・大谷育江は「1日1ミリでも進めば1年で365ミリ進める。昨日の自分に負けないように前に進もうと思ってくれたら」とアドバイス。

 そしてお笑いコンビTKOの木本武宏は「学校の授業のようにバランスよくなんでもやるクセがついている人が多いと思うけど、好きなことを一生懸命やるのが一番難しい。僕は生まれてこのかた、1回も反省したことない。ダメ出しとかは聞いているふりして聞いてない。反省しても意味ないので、聞くフリだけ磨いて」。木本の独特なアドバイスに松本は「私はへこんだり反省することが多いので、好きなことを頑張って、結果、続けていければいいなと思いました」。瀬戸は「僕も1ミリずつ進むことを実践したいなと思いました」と、先輩たちのアドバイスに感謝。

 この日は高野之夫豊島区長から「聖地認定トキワ荘クリスタルオブジェ」が贈られた。
 映画『君は彼方』は11月27日より公開。