現代アートの祭典「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020」が開幕。社会との橋渡し目指す
2014年に誕生した「ソーシャルサーカス」。国内外それぞれが撮った動画を合わせ、コロナ禍でサーカスのたすきをつなぐ(撮影=加藤甫)
リアルとオンラインの融合
リアルとオンラインを掛け合わせた展開も目を惹く。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、ほぼ全てのプログラムをオンライン上でも楽しめるよう形を変えた。日本初の「ソーシャルサーカス」として、サーカス技術の練習や習得を通じて社会課題の解決を目指したカンパニー「SLOW CIRCUS PROJECT」は、今年国境を超えて海外のサーカスアーティストとのアニメーション製作に進化する。コロナ禍で集まることのできないイタリア、チリなどで活躍するサーカスアーティストがCG技術を活用し、時空を超えて日本とひとつのサーカスアニメーションを作り上げた。パフォーマンスは新市庁舎の大型ビジョンやYouTubeで見ることができる。
総合ディレクターを務める栗栖良依は「会場にお越しいただける方はぜひ実際に展示を見ていただきたいですし、遠方や基礎疾患をお持ちでお家からなかなか出られない方は、オンラインでお楽しみいただければうれしいです。ご自身のベストな方法を選んで参加できるのも今らしいのかなと思う」と呼びかけた。
会期中には、乙武洋匡をはじめ特別ゲストを招いたスペシャルイベントや海外ドキュメンタリー作品の上映のほか、地元小学校の子どもたちが障害者のアカンパニスト(伴奏者)を街中に増やすための「パラトリみらいサミット」も開催される。多種多様な参加者やプログラム、さらにはリアルとオンラインの掛け合わせで、ダイバーシティの新たな芽が生まれそうだ。
リアルとオンラインを掛け合わせた展開も目を惹く。今年は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、ほぼ全てのプログラムをオンライン上でも楽しめるよう形を変えた。日本初の「ソーシャルサーカス」として、サーカス技術の練習や習得を通じて社会課題の解決を目指したカンパニー「SLOW CIRCUS PROJECT」は、今年国境を超えて海外のサーカスアーティストとのアニメーション製作に進化する。コロナ禍で集まることのできないイタリア、チリなどで活躍するサーカスアーティストがCG技術を活用し、時空を超えて日本とひとつのサーカスアニメーションを作り上げた。パフォーマンスは新市庁舎の大型ビジョンやYouTubeで見ることができる。
総合ディレクターを務める栗栖良依は「会場にお越しいただける方はぜひ実際に展示を見ていただきたいですし、遠方や基礎疾患をお持ちでお家からなかなか出られない方は、オンラインでお楽しみいただければうれしいです。ご自身のベストな方法を選んで参加できるのも今らしいのかなと思う」と呼びかけた。
会期中には、乙武洋匡をはじめ特別ゲストを招いたスペシャルイベントや海外ドキュメンタリー作品の上映のほか、地元小学校の子どもたちが障害者のアカンパニスト(伴奏者)を街中に増やすための「パラトリみらいサミット」も開催される。多種多様な参加者やプログラム、さらにはリアルとオンラインの掛け合わせで、ダイバーシティの新たな芽が生まれそうだ。
アーティスト井上唯の作品「ホワイトスケーパー」。ガラス張りの新庁舎は窓から外光が注ぎ、時間帯によって作品の色が変化する。
ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020
会 期 :プレ会期 8月24日(月)〜
コア会期 11月18日(水)~ 11月24日 (火)
会 場 :オンライン
横浜市役所アトリウム / 〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町6丁目50-10
URL : https://www.paratriennale.net/2020
チケット:無料 ※一部有料。詳しくは公式HPをご確認ください。
会 期 :プレ会期 8月24日(月)〜
コア会期 11月18日(水)~ 11月24日 (火)
会 場 :オンライン
横浜市役所アトリウム / 〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町6丁目50-10
URL : https://www.paratriennale.net/2020
チケット:無料 ※一部有料。詳しくは公式HPをご確認ください。