ユースケ・サンタマリア『麒麟がくる』で朝倉義景「僕は”てんとう虫”って呼んでいる」
攻めて来た信長を、浅井長政と組んで、越前から退けた。京に戻った信長は、大量の鉄砲を得て、再び戦に出るも、摂津での戦いで一向宗徒や三好の残党に苦戦。朝倉は比叡山に陣を構え、浅井の軍勢とともに信長の背後に迫る。
「義景と信長(染谷将太)との確執はますます高まってくるので、そこは見てほしいですね」と、ユースケ・サンタマリア。さらに「個人的には、春風亭小朝さんが演じる覚恕は楽しみです。少しだけお姿を拝見しましたが、想像の何倍も怪しさをまとっているんです。この2人と義景がどう関わっていくのか、僕も楽しみです」と話す。
物語は次の山場へと向かって盛り上がりを見せる。22・29日の2回は、義景からも目が離せない。
「義景って撮影すればするだけ見せたことのない顔をしているなと自分でも思っているんです。その都度いろいろな顔を見せられるようにやっているので、そういった意味ではやりがいのある役」だという。
「小京都とも言われる美しくて豊かな国・越前を営んでいて、そこに住んでいた人たちはものすごく楽しい日々を送っていたかもしれない。もしかしたら朝倉義景が今の時代に生まれていたら、世のため人のためにいろいろなことをしてくれたかもしれないなと勝手に想像したりしています。やっぱり僕としては、演じる役柄を最も愛したいと思っているので、越前を守ることができたらいいなと思ってしまいますね」
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。