テコンドー全日本9連覇の江畑秀範がデビュー戦で判定負け【RIZIN.25】
序盤は豪快な蹴り技で主導権を握った江畑(左)
同じくデビュー戦の佐野勇海が3Rにダウン奪う
「RIZIN.25」(11月21日、大阪・大阪城ホール)でプロデビュー戦に臨んだ、テコンドー男子80キロ級全日本9連覇の江畑秀範(フリー)がプロデビュー戦で判定負けを喫した。
対する佐野勇海(NJKF拳之会)は岡山の名門キックジム拳之会期待の新鋭。佐野もこの日がデビュー戦だった。
試合は1Rから江畑が長いリーチを生かし、テコンドー仕込みの前蹴り、サイドキックで距離を制すると、ハイキック、ヒザ蹴りで佐野を翻弄。佐野の隙を突いてパンチの連打を放つなど試合は江畑のペース。
しかし佐野は2R以降、プレッシャーをかけて前に出てパンチを放っていく。なかなかクリーンヒットはできないものの、がむしゃらに前に出てパンチを放つ佐野に江畑はバックステップで下がる展開が増え、徐々にスタミナを削られていく。