池袋の街が不思議な世界に”!? 映画『君は彼方』で初共演【松本穂香・瀬戸利樹 インタビュー】
瀬戸利樹(撮影・蔦野裕)
監督も知らない!“2人だけ”で交わしたセリフとは?
豪華な先輩声優陣に刺激を受けつつ、最も多くのシーンをともに重ねた2人。
松本「基本的に瀬戸さんとのシーンは一緒に収録しましたよね。お互い、初対面で収録に臨んだので、まず打ち解けるところから始めようということで、瀬名監督の提案で即興芝居のようなエチュードをしたりして」
瀬戸「打ち解けるためにご飯を一緒に食べたりもしましたね、まさに初対面同士というような会話をしながら(笑)。でも本当に、松本さんが引っ張ってくださったので助かりました」
松本「あのエチュードのときって、やっぱり緊張しました?」
瀬戸「メッチャ緊張しました(笑)。僕は女性と2人きりのお芝居になると、つい緊張して遠慮してしまって。だから本当に助かりました(笑)」
松本「しかもデートという設定でしたからね(笑)。私も普段だったら初対面の方といきなりエチュードなんてできないんですけど、収録も迫っていたし、頑張りました(笑)」
本作は、幻想世界とリアルな池袋の街が融合した、不思議な世界が舞台となっているのも見どころ。
松本「私も池袋には舞台を見に来くることがあるのですが、今回は収録前に1人でサンシャイン水族館に行ってみたんです。澪が好きな場所を、ちゃんと見ておこうと思って。空を背景に泳いでいるペンギンの水槽がすごくステキでした」
瀬戸「僕は以前に池袋の近くに住んでいたので、当時はよく池袋にいました(笑)。あと、池袋はけっこう小劇場などもあって、とくに知り合いが出ていない作品などでも普通に見に行っていました。松本さんもお芝居好きということなので、池袋の街を案内するなら小劇場めぐりとかしたいです。あと、おいしいハンバーグ屋さん(笑)」
松本「行きたいです(笑)! 池袋の街は最近、大きな映画館もできたりして、ますます活気づいている感じがしますね」