竹下幸之介が「D王」で初白星も左腕負傷発覚で暗雲【DDT】

竹下のフライングラリアット

「今が正念場」


 22日の竹下vs佐々木戦で、勝った佐々木は肋骨を骨折し、残りの公式戦を欠場する事態に陥ったが、竹下は、その試合で左腕の筋肉を切っていたことが明らかになった。竹下は「今年の『D王 GP』は、なんとしてでも、今までにないくらい勝ち上がりたいんです。Bブロック、秋山(準)選手が勝ち上がってくるかは分からないけど、もう1度、秋山選手と戦って、自分のプロレスをぶつけて、誰にどう言われようと、DDTを背負って、秋山選手にリベンジするまで、がむしゃらにこのリーグ戦を勝ち上がっていきます」と試合後にマイクアピール。

 バックステージでは「今が正念場と思って勝ち上がるつもりでいるんで。ギブアップは絶対しないと決めてるんで。左腕は使いものにならないと思ってテーピングして。おそらく、このリーグ戦中、動くことはないと思いますけど、今日は勝ちました。1勝1敗で、あと4戦。あきらめずに必死に戦っていきたい。1試合1試合全力で戦っていきたい」と話した。

 竹下は3日の東京・大田区総合体育館大会で秋山との一騎打ちに敗れ、「僕が信じてやってきた道は正解じゃなかったかもしれない」と発言し、迷いが生じていた。それに加え、手負いとなったことで、まさに心身共にボロボロ状態で、今後の公式戦は厳しい戦いが続きそうだ。
DDTプロレスリング「D王 GRAND PRIX 2021 in NARIMASU (FREE!)」(11月27日、東京・成増アクトホール)
◆オープニングマッチ 30分1本勝負
大鷲透&松永智充&●中村圭吾(7分45秒、エビ固め)MAO○&納谷幸男&岡谷英樹
※みちのくドライバーⅠ

◆第2試合 Bブロック公式リーグ戦 30分1本勝負
○樋口和貞〈2戦1勝1敗2点〉(9分7秒、ブレーンクロー)大石真翔●〈2戦1勝1敗2点〉

◆第3試合 Bブロック公式リーグ戦 30分1本勝負
●上野勇希〈2戦1勝1敗2点〉(12分1秒、公認エンドレスワルツ)高尾蒼馬○〈1戦1勝2点〉

◆第4試合 Bブロック公式リーグ戦 30分1本勝負
○遠藤哲哉〈2戦2勝4点〉(11分45秒、変型ゆりかもめ)勝俣瞬馬●〈2戦2敗0点〉

◆セミファイナル Aブロック公式リーグ戦 30分1本勝負
○坂口征夫〈1戦1勝1不戦勝4点〉(10分45秒、変型羽根折り固め)クリス・ブルックス●〈2戦2敗1不戦勝2点〉

◆メインイベント Aブロック公式リーグ戦 30分1本勝負
●彰人〈2戦1勝1敗1不戦勝4点〉(29分32秒、体固め)竹下幸之介○〈2戦1勝1敗2点〉

※サプライズローズ
◆Aブロック公式リーグ戦
□MAO(不戦勝)佐々木大輔■
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