フェザー級新王者・新美貴士「寝るとそのまま帰らぬ人になりそうだった」と激闘を振り返る【Krush.119】
前日のダメージが残る新美はサングラスのまま会見
「誰が来ても圧倒的に勝てるように準備していく」
2試合を戦い抜けた要因として「一番大きなものは、練習でやってきたことがそのまま出たなということ。今までより、練習から手数とか、攻撃的に動いていたので、その成果が出たかなという感じ」と話す。新美はファイトスタイルをチェンジして今回のトーナメントに臨んだのだが「7月に岡嶋選手に敗れて、ちょっと経ったくらいからスタイルチェンジをしてきた。会長に“こうやってやってみろ”と言われ、やってみたらスパーリングでも今までと動きが全然違うとすぐに分かった。やはり会長は違うなと思った。会長の言うとおりにやりました」とこのスタイルチェンジがベルト獲得の大きなポイントとなったよう。
今後については「フェザー級は選手がいっぱいいて、層が厚いと思っている。誰が来ても強い選手がいっぱい。まだまだ自分は弱と思っているので、もっともっと強くなって、誰が来ても圧倒的に勝てるように準備していく」と話す。勝利後のマイクでは「K-1のベルトも狙っている」とのアピールもあったが「組まれる機会が来たら獲りたい。今回はケガがひどいんで、しっかり治してしっかり準備して、そうしたらいつでもという感じです」とK-1のベルトへ向けての意欲を見せた。