五輪銀メダリストの太田忍「MMAが甘くないのは分かっているが負ける気はない」【RIZIN.26】
所(右)とミノワマン(後列左)。長く日本の格闘技界を盛り上げてきた2人が顔を見合わせ笑顔
所「自分は冷凍人間」と堀口戦に組みを強化した自分で臨む
対する所はRIZINへは2017年7月の堀口恭司戦以来の参戦。所はその後、戦いの場をQUINTET、コンバット柔術などグラップリングの大会に移していたことから総合格闘技の試合自体が堀口戦以来、約3年半ぶりとなる。
所は「3年半、総合格闘技の試合をしていない僕がRIZINの大晦日の舞台に立てることに興奮している。対戦相手の太田さんからはSNSでの発言などでも総合格闘技への本気度が伝わってきている。勝つのは難しいのではないかと感じている。僕が総合格闘技とはなんぞやということを教えるのは難しいかもしれないが、総合格闘技の試合の流れなどを感じてもらえたらと思う」とやや弱気な発言。しかし「自分はQUINTETやコンバット柔術に参戦して、桜庭さんにもたくさん教えていただいたり、小見川さんとも練習させていただいて、間違いなく以前より組みは強くなっている」、そして「総合格闘技を20年やっていて、今から伸びしろはなかなかないと思っている。ただ3年半のブランクはあるが、自分は冷凍人間だと思っているので、そのままの状態で試合をする。堀口戦のままの自分と、後はQUINTETで精度を上げた組み技を散り交ぜて太田さんに挑戦したい」とこの3年半こつこつと積み上げてきたグラップリングのレベルアップには自信を見せた。