老沼隆斗が延長にもつれ込む熱戦の末、心直に判定勝ちでメインの重責果たす【REBELS.68】
白幡の左ハイが炸裂(撮影・堀田真央人)
18歳・白幡裕星が45歳・松﨑公則に判定勝ち
第6試合では53.0kg契約で白幡裕星(橋本道場)と松﨑公則(STRUGGLE)が対戦した。
白幡は今年2月に老沼に敗れたものの8月に濱田巧(team AKATSUKI)に勝利を収め復活。その試合後のリングで老沼との再戦をアピールしていた。
当初は元新日本キックフライ級王者・泰史(伊原道場)と対戦予定で、泰史はかつて老沼にKO勝ちしており、再戦へ向け格好のアピールの場だったのだが泰史が体調不良で欠場。対戦相手が45歳の大ベテラン・松﨑に変更となった。
この松﨑はかつてREBELS-MUAYTHAIでフライ級とスーパーフライ級のベルトを巻いた強豪。18歳と45歳の対決としても注目を集めることとなった。
試合は1Rから白幡が強烈な前蹴り、左ミドル、ローで主導権を握る。しかし松﨑はプレッシャーをかけ前に出ては前蹴りをキャッチして得意のヒジ打ちを狙うなどベテランらしい巧みな動きを見せる。白幡は強烈な左ストレートもヒットさせるが深追いはせず慎重な戦い。