約9年ぶりのK-1復帰の才賀紀左衛門 対する卜部弘嵩がまさかの計量オーバー【K-1】

最初の計量をクリアできなかった卜部弘嵩

「人それぞれ事情もあると思うから」と複雑な表情


「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1冬の大一番~」(12月13日、東京・両国国技館)の前日計量が12月12日、都内で開催された。

 -58.5kg契約のスーパーファイトで約9年ぶりのK-1復帰を果たす才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)は58.4kgで規定体重をクリアした。

 一方、対戦する卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は計量会場の到着が遅れ、全選手の最後に計量したものの1回目は60.5kg。トランクスを脱いではかりに乗ったものの60.4kgの1.9kgオーバーで計量をクリアできなかった。

 才賀は会見で「久しぶりにK-1で試合ができるので楽しみにしている。一番輝いて、目立ってやろうと思っている」と挨拶。

 卜部の計量オーバーについては「…まあ、それぞれみんな思うことはあると思う。僕らはプロだから、こうやってしんどいけど落としているが、そこは人それぞれ事情もあると思うから、明日いい状況でね。彼もこうやって試合ができるのは彼の力だけではなく、周りのサポートもあるから。それは僕もそうやし。だから明日はとにかくいい状態で、お互いのパフォーマンスをしっかり出せるようにしたい」と複雑な表情を見せた。
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