コロナを越えて光を世界へ…東京タワーでユダヤ教のお祭り「ハヌカ」を開催
ハヌカを祝う伝統的な楽曲の生演奏に続き、主催者のラビ メンディ・スダケビッチ師をはじめ、来賓の(外務省中東アフリカ局審議官・長岡寛介氏、ヤッファ・ベンアリ大使、中山泰秀副大臣、ハバッドセンターユダヤ人コミュニティシニアメンバーのデビッド・セマヤ氏、ラビ シュムリック・ヴィシェツキ師らが登壇。ベンアリ大使は、新型コロナウイルスの多大な影響を受けながらも世界がともに立ち向かい困難を乗り越えようとした今年を振り返りつつ、他国のようなロックダウンを行わずに感染対策と経済活動を両立させている日本を称え、来年のオリンピック・パラリンピックの開催にも期待を寄せた。中山氏は「1本のろうそくの光が伝われば万灯になるように、あなたの心の火を他の人伝え、光を世界に広げてください」と未来へ希望を伝えようと呼びかけた。
その後、登壇者たちがハヌキアの灯りを1つずつ点灯させ「ハッピー・ハヌカ!」と会場が一つになってお祝い。また、この日は、日本とイスラエルとの交流にたいする貢献を称え、主催者より中山氏に記念品が贈呈された。