暫定王者の小林愛三が初参戦の田渕涼香に敗れる大波乱【RISE144】

天国から地獄を味わった小林(右)(撮影・堀田真央人)

一人はドローも2人が田渕を支持


 3R、後がない小林は前に出てパンチを放っていく。やや動きの止まった田渕はまたも鼻から出血。小林も口が開き、苦しい展開となるがそれでも前に出る。しかし田渕はカウンターの右ストレートを当て、試合の主導権は渡さない。小林の強烈なプレッシャーにスタミナを削られる田渕だが、カウンターで当てる右ストレートは強烈。最後までともに激しく打ち合う中、試合終了のゴングが鳴った。

 ジャッジ一人が28-28と2、3Rの小林の猛攻を評価も残る2人は30-28、29-28と田渕を支持。

 RISE初参戦の田渕が暫定王者の小林を破る大番狂わせを演じた。