Dream Aya、変化で振り返る自立を掲げた2020年。
パロサント
師走の声が聞こえて、“自立の年”も残り少なくなったところで、ライフスタイルブランド『asebi(アセビ)』を立ち上げた。
「友達のアリサちゃんと立ち上げたのですが、自分たちがいいなって思ったもの、好きだって思うものをお裾分けじゃないけど、そういうことができたらいいよねって始めました。パロサント(香木)を販売できないかなというのが始まりなんですけど、他にもお裾分けしたいものはたくさんあって。肌に優しいTシャツとかいずれは洋服もやっていけたらいいねと話しています」
ブランド名の『asebi』は花の名前で、その花言葉は「あなたと旅をする」だそう。
「私とアリサちゃんはすごく旅行に行くんですよ。私たちが好きなものを手にしてくれた人たちが、その子と一緒に旅をしていく、お届けした物がその人の人生に寄り添っていけたらというようなイメージです」
今年は旅をしたくてもできなかった年だが、別の方法で旅を始めたのかもしれない。とはいえやっぱり、今までのように旅ができる日が待ち遠しい。
「海外とかたくさん行く予定だったんです。だけど、緊急事態宣言が出て、これはもう絶対行けないなって、全部キャンセルにしたので、早くいけるようになったらいいなと思います。今一番やりたいことはモロッコに行くことです」
来年の抱負は「個展をやること」。これまでも何回か個展やグループ展を行っている。「今年はプリントしたフィルムの写真を見てもらうことができなかったので、それをやりたい。世界がどういうふうになっていくか分かんないですけど」。
変化を力に変えながら、Dream Ayaは前進する。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)