KO-D無差別級王者・遠藤哲哉、来年2・14川崎での秋山準との防衛戦に向け勝利宣言【DDT】
DDTの最高峰に手をかけた秋山
秋山「ますますあのベルトが欲しくなりました」
これを聞いた秋山は「本心ですよ。力強い、KO-Dが一番という言葉を聞けたのでよかったです。公のところで、チャンピオン自ら言ってくれるのは。僕もレンタル移籍とはいえ、(DDTに)来て、そのかいがあります。そんなチャンピオンから今の言葉を聞いて、ますますあのベルトが欲しくなりました」と力を込めた。
さらに、秋山は「昨日もモニターで見てたんですよ。簡単に外にどういうふうに回転してるか分からないような、クルクル回るような技を使っていて、すごいなと。このキャリアになって、それぐらい思わせる選手だと。研究材料はそんなにないですけど、俺をぶつけるしかない」と語った。
遠藤は「D王GPで秋山選手と対戦して、俺が勝った要因は、実力5割、運が5割だと思ってます。ただ、運というのも偶然とかじゃなくて、俺のパターンがはまった。運も実力のうちと言いますけど、まさにその通りだなと思います。初戦と同じ気持ちで戦えるのかなと思います。秋山選手も1回対戦してるので警戒してくるだろうし、自分のパターンがうまくはまるかどうか。そこだけですね」と分析。
最後に遠藤は「20年は第75代無差別級王者、白石観光大使、プロレス大賞技能賞と肩書きが増えた1年だった。21年、秋山準から防衛したという肩書きを増やしたい。秋山準から防衛できるのを楽しみにウズウズしてます。(追いつけ追い越せについては)意識してないと言ったらウソになる。ただDDTの良さというのがあると思うんです。各団体に良さがあると思うので。いかにして、DDTの良さを保ちつつ、外に発信して広げていって、DDTがトップを取るかというのが大事。DDTの色を消さずに、日本一、世界一を狙いたいと思ってます」と締めくくった。