【2020年振り返り 11月編】住民投票で「大阪都構想」が否決。三冠馬3党が激突のジャパンカップでアーモンドアイが優勝

 大阪維新の会の悲願であった、いわゆる「大阪都構想」の2度目の住民投票が行われ、再び否決された。新型コロナウイルス関係では多くの医療関係者がGo To トラベル等に警鐘を鳴らすが、政治の動きが悪く、現在の蔓延につながった。明るいニュースとしては競馬のジャパンカップで3頭の三冠馬が激突。多くの競馬ファンをうならす名勝負を繰り広げた。
住民投票を知らせる幕が掲げられた大阪市役所
「大阪都構想」というのは、大阪市を廃止し、4つの特別区に再編するというもの。別に大阪府が「大阪都」になるわけではない。大阪都構想の是非を問う住民投票が11月1日に投開票され、僅差で反対が賛成を上回り、否決となった。大阪維新の会代表の松井一郎・大阪市長はこの結果を受け「けじめをつけなければいけない」と任期満了をもって政界を引退する意向を示した。維新代表代行の吉村洋文・大阪府知事も「僕自身が都構想に再挑戦することはない」と話した。「僕自身」との前置きは、両氏以外の者が代表等に就いた時には再燃する可能性もあるということなのか?

 11月29日に東京競馬場で行われたジャパンカップでは中央競馬史上初めて三冠馬3頭が激突。一昨年の牝馬三冠のアーモンドアイが、今年の牡馬三冠のコントレイル、牝馬三冠のデアリングタクトを退け優勝。アーモンドアイは自らの史上最多記録を更新する芝のGI9勝目。総獲得賞金(海外も含む)も19億1526万3900円となり、キタサンブラックを抜いて史上1位となった。
11月1日(日)
◆競馬の天皇賞・秋でアーモンドアイが優勝。芝でのGⅠ勝利を「8」に伸ばす
◆西武の平尾博司2軍打撃コーチが選手の私物窃取で契約解除
◆全日本大学駅伝で駒大が大会新記録で6年ぶり13度目の優勝
◆サッカーJ1川崎の中村憲剛が今季限りでの現役引退を発表
◆住民投票で「大阪都構想」が否決
◆大阪維新の会の松井一郎代表が任期後の政界引退の意向を表明

2日(月)
◆EXILE ATSUSHIがEXILE「卒業」とソロ活動に専念することを発表
◆知人女性への暴行容疑でハンドボール元日本代表の宮崎大輔容疑者を逮捕
◆菅首相が日本学術会議の任命拒否問題で「加藤陽子先生以外の方は承知していませんでした」と答弁
◆WBAライトフライ級スーパー王者の京口紘人とセコンドが新型コロナ陽性で世界戦が前日に中止に
◆千葉市長の熊谷俊人氏が千葉県知事選への立候補を正式表明
◆ジョニー・デップが英大衆紙サンなどを名誉毀損で訴えた裁判で敗訴
◆ドイツで部分的なロックダウン

3日(火)
◆サッカーJ1柏のネルシーニョ監督が新型コロナで陽性
◆嵐が無観客ライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」を配信
◆THE YELLOW MONKEYが東京ドームで有観客ライブ開催
◆暴行容疑で逮捕のハンドボール元日本代表選手の宮崎大輔さんが釈放
◆海外逃亡中のカルロス・ゴーン被告が自身の公式ウェブサイト開設

4日(水)
◆外食大手コロワイドが大戸屋ホールディングスを子会社化
◆柏でのコロナ感染拡大でJリーグが7日に行う予定だったルヴァン杯決勝(柏vs FC東京)の延期を発表。
◆トランプ氏のツイートにツイッター社が警告表示
◆米大統領選の開票中にもかかわらずトランプ氏が開票中止求める

5日(木)
◆NPBの「田沢ルール」公取委が「独占禁止法違反の恐れ」との見解
◆「2020ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語が発表
◆日本学術会議の任命拒否問題で菅首相が6人の除外を判断するまでの経緯を説明
◆新型コロナの感染拡大で英国がロックダウン

6日(金)
◆大相撲11月場所で横綱・白鵬が3場所連続の休場
◆セガサミーが計650人の希望退職を募ると発表
◆愛知県岡崎市の中根康浩市長が「1人5万円還元」の公約を断念
◆「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」で北川景子が6度目の首位
◆新型コロナウイルスの「第2波」でイタリアがロックダウン

7日(土)
◆「高須クリニック」の高須克弥院長が体調の悪化を理由に愛知県の大村秀章知事のリコール活動を休止
◆伊藤健太郎が主演舞台「両国花錦闘士」降板
◆新型コロナウイルスの感染増加の北海道が警戒ステージを「2」から「3」へ引き上げ
◆神戸に全床が重症患者対応のコロナ専門臨時病棟
◆東京ドームでコロナ対策の検証実験
◆米大統領選でバイデン前副大統領が勝利宣言

8日(日)
◆巨人・坂本勇人が通算2000本安打達成
◆東京六大学秋季リーグで早大が10季ぶりV 

9日(月)
◆伊藤健太郎が降板した舞台「両国花錦闘士」の代役にジャニーズJr.の原嘉孝
◆北海道で新型コロナの感染確認が最多の200人
◆政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が緊急会見で「全国的に見ても増加しているのは間違いない」
◆ソフトバンクの周東が50盗塁
◆楽天・涌井がプロ野球史上初の「3球団で最多勝」
◆トランプ米大統領がツイッターでマーク・エスパー国防長官を解任したことを発表

10日(火)
◆札幌で今シーズン初の氷点下
◆大相撲11月場所で大関・朝乃山が休場
◆ジャニーズ事務所が山下智久が10月31日で退所したことを発表
◆今季で現役引退の阪神・藤川球児が最後の登板
◆卓球の女子ワールドカップで伊藤美誠が3位
◆EU欧州委員会がアマゾンに「EU競争法違反」の暫定見解示す

11日(水)
◆村井嘉浩宮城県知事が女川原発電の再稼働の同意を正式表明
◆近藤真彦に25歳下女性社長との不倫報道
◆近日ツーなどを傘下に持つKNT-CTホールディングス(HD)がグループ従業員の3分の1を2025年3月までに削減すると発表
◆日本医師会の中川会長が「第3波と考えていいのではないか」との見解
◆広島の菊池が二塁手として史上初のシーズン無失策
◆香港政府が民主派議員4人の資格を即日剥奪。これに民主派議員15人全員が抗議の辞職を表明
◆「サイ・ヤング賞」の記者投票でダルビッシュ有とツインズ前田健太はともに2位

12日(木)
◆菅義偉首相が米大統領選で勝利を確実にしたバイデン氏と初の電話会談
◆大相撲11月場所で新大関・正代が休場
◆タレントの最上もがが第1子を妊娠したことを報告
◆千葉県の森田健作知事が4選不出馬を正式に表明
◆事務所が小林麻耶との契約終了発表
◆名古屋地検がハンドボール元日本代表の宮崎大輔選手を不起訴処分に
◆人間国宝の歌舞伎俳優・坂田藤十郎さんが死去。88歳

13日(金)
◆スポーツ7団体が選手への写真や動画による性的ハラスメントの防止を訴える声明を発表
◆米大統領選の全集計が出揃いバイデン氏が306人の選挙人獲得

14日(土)
◆社会党が臨時党大会で希望者の立民への合流を容認

15日(日)
◆大相撲の元大関・琴奨菊が引退
◆英国のジョンソン首相が自己隔離

16日(月)
◆さいたま地検が自転車で危険な運転した成島明彦容疑者を道交法違反(あおり運転)の罪で起訴
◆NHK紅白歌合戦の出場歌手発表

17日(火)
◆スーパーコンピューター「富岳」がスパコン計算速度ランキング「TOP500」で再び世界一
◆強制性交罪に問われた新井浩文被告の二審は懲役4年の実刑
◆立憲の小川淳也衆院議員が新型コロナに感染
◆IOCのバッハ会長が東京五輪・パラリンピックの選手村やメイン会場となる国立競技場などを視察

18日(水)
◆日本医師会の中川俊男会長が新型コロナウイルスの感染が急拡大に「Go To トラベルがきっかけ」との認識示す
◆柳美里さんの「JR上野駅公園口」英訳版に全米図書賞

19日(木)
◆東京都が都内での感染状況について警戒レベルを最も深刻な「感染が拡大している」(レベル4)に引き上げ

20日(金)
◆東京都医師会の尾崎治夫会長が「Go To トラベル」について「一度止めたほういい」
◆漫画家の矢口高雄さん死去。81歳

21日(土)
◆菅義偉首相が感染拡大地域が目的地の「Go To トラベル」の予約停止決める

22日(日)
◆大相撲11月場所で大関・貴景勝が2度目の優勝
◆コロナによる国内の死者が2000人超える

23日(月)
◆日本相撲協会の横綱審議委員会が3場所連続休場中の白鵬、鶴竜の両横綱に「注意」決議
◆香港の西九竜裁判所が民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏や周庭(アグネス・チョウ)氏ら3人を収監

24日(火)
◆自民党の森山裕国会対策委員長が安倍前首相の参考人招致を拒否
◆常総学院の元監督、木内幸男さんが死去。89歳
◆札幌市と大阪市が「Go To トラベル」の対象から一時的に外れる
◆衆院調査局が安倍政権が森友問題で「事実と異なる国会答弁」を139回と明かす

25日(水)
◆三島由紀夫没後50年
◆東京都が飲食店の時短営業要請の方針固める
◆サッカーJ1の川崎が2年ぶり3度目の優勝
◆プロ野球、日本シリーズでソフトバンクが4年連続11度目の日本一。パ初の日本シリーズ4連覇
◆最高裁が公職選挙法違反(買収)の罪に問われた河井案里議員の公設秘書・立道浩被告の上告を退ける

26日(木)
◆座間の9人殺害事件で白石隆浩被告に死刑を求刑
◆北海道が札幌の接待飲食店へ28日からの休業を要請 
◆慶応義塾大学と東京歯科大学が合併協議を始めると発表
◆全世界の新型コロナウイルスの感染者数が6000万人超える

27日(金)
◆10都道府県が「Go To イート」のプレミアム付き食事券の販売を中断
◆前新潟県知事の米山隆一氏が次期衆院選で新潟5区に立候補することを正式表明

29日(日)
◆競馬のジャパンカップでアーモンドアイが優勝

30日(月)
◆横浜港・山下ふ頭の「動くガンダム」がついに動く
◆自民党の今井絵理子参院議員が参院本会議で手話を交えて質問
◆「今年の新語」のベスト10が発表。大賞は「ぴえん」
会見ボイコットの村上和成にスーパー・タイガーが激高。「お前が腹括って待っとけ! 命かけて来い」【SSPW】
情報の公平性や平等をうたい願うならば、ヤンキースファンは今年、とても悲しく苦しく切なかったであろう話!〈徳井健太の菩薩目線 第224回〉
東京都ベンチャー技術大賞はノーベル賞でも注目のマイクロRNAを生かした尿のがんリスク検査
I’moonが「ELEGANT LADY」で昨シーズンの雪辱果たす! aRB、RAPTURESはSWEEPで勝利 〈Dリーグ24‐25〉
来日チャン・ドンゴン「韓流四天王という…」東京ドームで行ったイベント名に照れる
仲野太賀、撮影直前で役変更 池松壮亮が明かす