辰巳リカが同期生・坂崎ユカを破り涙のプリプリ王座初戴冠「死ぬまで防衛する。100年以上生きる」【東京女子プロレス】

悲願のベルトに笑顔の辰巳

坂崎は「最後はもう根性負け。次は負けない」


 今後について、辰巳は「チャンピオンになって、たくさんやりたいビジョンを考えてきて、たくさん夢を叶えていきたいんですけど。まずは防衛。タッグパートナーの未詩が挑戦しに来てくれて、早速、防衛戦も決まったことだし。死ぬまで防衛。でも私、死なないので。私、不死身なので死なないんですよ。100年以上生きるので。万が一引退したとしても、ベルトを持ったまま勝ち逃げして永遠に防衛。100年規模、1世紀規模で防衛しようって思っています」と笑みを見せた。

 かたや、王座から陥落した坂崎は「最後はもう根性負けした感じですかね。どうしても耐えられなかったんで負けですね。私も(ベルトへの)思いっていうのは結構あったんですけど、それを超えてくるくらいリカが根性見せてきたんで。リカにこのまま突っ走ってもらえたらなと思います。最初から、こだわりのドラゴン殺法だったり、足4の字だったりとか、初期から使っている技を何回返しても、何回崩してもやってくるしつこさっていうのは、やっぱりリカ的に“この技で絶対決める”って思っていたんだなぁって思って。リカの泥臭さというか、絶対に私のほうを見てもらうんだっていう気持ちがすごく伝わってきました。今日は負けですけど、次は負けないからっていう感じです」と肩を落としながらも前を向いていた。
東京女子プロレス「東京女子プロレス’21」(1月4日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 遠藤有栖デビュー戦 15分1本勝負
○鈴芽(6分39秒、エビ固め)遠藤有栖●
※リングアベル

◆第2試合 20分1本勝負
○まなせゆうな&宮本もか(6分41秒、片エビ固め)原宿ぽむ●&猫はるな
※鈴木ダイナミック

◆第3試合 新春!紅白ロープマッチ~リネーム・イン・ザ・カプセルトイ~
●中島翔子(10分59秒、当たり獲得)ハイパーミサヲ○
※中島翔子の1カ月改名が決定。

◆第4試合 20分1本勝負
アジャコング&瑞希&●らく(11分59秒、片エビ固め)渡辺未詩○&角田奈穂&舞海魅星
※ティアドロップ

◆第5試合 20分1本勝負
沙希様&○メイ・サン=ミッシェル(13分34秒、サン=ミッシェル)乃蒼ヒカリ&汐凛セナ●

◆第6試合 スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
○山下実優(13分5秒、KO勝ち)伊藤麻希●
※Skull Kick

◆セミファイナル プリンセスタッグ選手権試合 30分1本勝負
〈王者組〉○天満のどか&愛野ユキ(14分34秒、片エビ固め)上福ゆき&桐生真弥●〈挑戦者組〉
※キルスイッチ。第7代王者組が初防衛に成功。

◆メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
〈王者〉●坂崎ユカ(19分22秒、TKO勝ち)辰巳リカ○〈挑戦者〉
※足4の字固め→レフェリーストップ。第7代王者が5度目の防衛に失敗、リカが第8代王者となる。
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