小笠原瑛作が2021年初戦で3つのダウンを奪い判定勝ち【REBELS】

小笠原裕典はBLACKルールへの転向初戦で判定負け

　セミファイナルの第2試合では瑛作の兄、小笠原裕典（クロスポイント吉祥寺）が階級を上げ、そしてヒジなしのBLACKルールへの転向初戦で大脇武（GET OVER）と対戦するも0-3の判定で敗れた。

　1R序盤から裕典はワンツーの右ストレートをヒットさせるなど好調な滑り出し。サウスポーの大脇は右の変則的なハイキックを見せる。裕典が首相撲からヒザを打ち込むが大脇もヒザで対抗。一進一退の攻防を見せる。

　2Rは大脇がプレッシャーをかけ、距離を詰める。ここで裕典の左フックが顔面をとらえ、大脇がバランスを崩すがスリップダウンのジャッジ。裕典はなおも飛びヒザで追撃も、大脇はしのぐと前蹴りから左ストレート。これは裕典が組み止めるも、大脇は左ストレートをヒット。裕典が左アッパーから右ストレートのコンビネーションを見せるが、大脇は左ローをインロー、奥足と蹴り分け、徐々に裕典を削っていく。