6年ぶり参戦の“爆腕”大月晴明が3つのダウンを奪ってKO勝ち【Krush.121】

1Rに先制のダウンを奪う(撮影・蔦野裕)

1Rにカウンターの右フックで最初のダウンを奪う


 その後も大月は独特の間でパンチ、キックを打ち込んでいく。明戸はジャブで探りながらミドルを蹴るも、単発。しかしカウンターで左フックを当てるなど、徐々に攻撃が当たり始める。しかし残り30秒を切ったあたりで明戸が左フックを振って前に出たところに大月がカウンターの右フックを合わせ、最初のダウンを奪う。

 2Rも大月は右ロー、左ミドル、前蹴りで明戸を翻弄していく。明戸はプレッシャーをかけて前に出るが大月は慌てず。しかし右が相打ちとなり一瞬、大月がぐらり。ここで明戸が攻め込むがしのぐ大月。明戸はコーナーに大月を詰めるが、なかなか手を出せない場面も。それでも明戸はパンチの連打を放っていくが、大月は食らいながらも決定打は許さず、ローにパンチで反撃。しかし1Rに比べ被弾する場面が目立ち始める。